記事更新日:2024年5月3日
KPOPアイドルになるステップの全体像を理解することが、オーディション対策の第一歩になります。
韓国のKPOPアイドルになるには?
韓国のKPOPアイドルになるには、次の3つをクリアしなければいけません。
- 本記事で、アイドルデビューまでの全体像を理解しておく。
- 韓国の芸能事務所の練習生になる。
- 事務所内でデビューメンバーとして選抜されて、アイドルデビューする。
この3つをクリアして、アイドルデビューの確率を最大限まで高められるかが、一番のポイントになります。
では、最初の難関である、事務所の練習生になるには、どのような方法があるのでしょうか?
韓国のKPOPの練習生になるには?
韓国のKPOPの練習生になるには、
- 練習生募集のオーディションに合格する
- オーディション番組で選抜される
- スカウトされる
- SNSでキャスティングされる
といったルートがあります。
このように、さまざまなステップがあり、あなたに合ったステップを選ぶことで、アイドルになれる確率が変わってきます。
でも、ステップを実際に行動に移すとなると……
「練習生になるために、何から始めていいかわからない……」
「今からでも、KPOPアイドルを目指しても間に合うかのかな……」
といった疑問が出てくると思います。
この記事では、KPOPアイドルになるまでの必要なステップを、細かく丁寧に解説していきます。
「アイドルになるための全体像はわかっているから、より具体的なテクニックの部分を教えてほしい。」という方は、以下のKPOPオーディションに受かる方法の記事をチェックしてみてください。
- あなたに合ったKPOPアイドルになるためのステップ
- 練習生になるための具体的な手順
- KPOPアイドルになれる確率を高めるポイント
オーディション対策全般の関連記事一覧については、以下をクリックしてください。
オーディションに合格して練習生になる
まずは、韓国の芸能事務所か、もしくは日本の事務所に所属するかたちのデビューについて解説していきます。
そのためには、まずは事務所が開催する練習生になるためのオーディション合格をめざしましょう。
- オーディションを受けつつ、アイドルの基礎力を高める
- 韓国事務所の練習生オーディションに合格
- 練習生としてトレーニングを受けて実力を高める
- 事務所からKPOPアイドルデビュー
KPOPアイドルになるには、オーディションを受けることが最初のスタートです。
まずはオーディションに合格して、事務所所属の練習生になることが第一関門となります。
なので最初は、継続してオーディションを受け続けて、チャンスを広げていくことを目標に設定するのがいいでしょう。
毎月、受けられるオーディション情報を探して、カレンダーで週末のスケジュールを埋めることから初めてみるのも、おすすめです。
多くの人はオーディションを受ける前に脱落する人も多いので、「最初の一歩を踏み出せるか」どうかが次のステップに進めるかのカギになります。
オーディションを受けることで、
- 審査員からアドバイスをもらえる
- 本番慣れして緊張しにくくなる
- モチベーションが上がる
といったことに繋がってきます。
また、一回だけでなく、長い期間を開けることなく、オーディションを受け続けることで、緊張に強くなります。
将来は、ワールドツアーで世界で活躍したいKPOPアイドル志望の方。
まずは、どれだけ緊張する場面でも、安定して思った通りの歌やダンスを披露できるようになたいと思いませんか?
まずは経験を積むためにも、対面で受けれるKPOPオーディションを見つけるところから始めてください。
初心者でも今すぐ参加できる国内のKPOPオーディションは、以下のリンクから参加できます。
練習生募集
初心者からでも参加できる、練習生募集の対面オーディションは以下のリンクから応募できます。
大手から中小事務所まで一覧でチェックできる、あなたにあったKPOPオーディション応募先が、以下のリンクから探すことができます。
関連記事:【傾向と対策】KPOPオーディションに受かるには?
オーディション番組から選抜されて練習生になる
韓国ではサバイバルオーディション形式のアイドルデビュー番組があります。
番組内でデビューメンバーに選ばれれば、事務所の練習生扱いとなり、アイドルデビューができます。
- KPOPのオーディション番組に参加するには?
-
KPOPのオーディション番組に参加するには、次の2つがあります。
- 所属している韓国の芸能事務所から推薦をしてもらう
- ダンススクールから推薦してもらう
事務所から推薦を受けるには、練習生になっている必要があります。
さらに事務所内の月末評価で安定した実力を示す必要があります。
ダンススクールから推薦してもらうには、他の生徒よりも高い評価を受けた人のみ推薦されます。
ダンススクールでは、大会などで好成績を収めるなど、実績をつくっていかなくてはいけません。
オーディション番組に参加したいのであれば、韓国と繋がりのあるKPOPダンススクールに通うようにしましょう。
芸能事務所と強いコネクションがあるスクールでは、定期的に番組参加に向けた、非公開オーディション参加募集が告知されます。
- 過去に現役アイドルが通っていたスクール
- 番組出演した練習生がいるスクール
これらのようなスクールは、韓国事務所と何らかの繋がりがあるといってもいいでしょう。
韓国と繋がっている関東の人気KPOPスクールについては、以下の記事でまとめて紹介しているので、チェックしてみてください。
関西圏の有名KPOPスクールは、以下の記事でチェックできます。
スカウトされて練習生になる
芸能事務所のスカウトマンから直接を声かけられて、オーディション参加に招待されることがあります。
しかし、スカウトされたからといって、必ず練習生になれるというわけではありません。
優先的にオーディションに参加させてもらえて、審査してもらえるチャンスが優先的に与えられることになります。
まれに、いきなりスカウトされて、そのままストレートで練習生になれるケースもあります。
スカウトされて練習生になる方法は、正規ルートではないので、即合格かどうかは人によって変わってきます。
もしあなたがスカウトを受けた場合、それはあくまで、練習生になるチャンスが貰えた程度に考えておきましょう。
日本人がKPOPスカウトされるための重要ポイントについては、以下の記事からチェックしてみてください。
SNSでキャスティングされて練習生になる
SNSで自分のダンスの動画をアップしていると、韓国事務所の公式アカウントから、オーディション参加案内がくることがあります。
もしくは、キャスティングチームとの面談に来るよう案内がもらえる場合もあります。
キャスティングをしてもらうには、SNS上で見てもらえる為のアピールの仕方を工夫しなければいけません。
たくさんの人に見てもらうためのコツが必要なので、簡単ではないでしょう。
ここまで解説してきたように、練習生になる為のルートは、さまざまあります。
たとえ練習生になれても、デビューできる人はごくわずかです。
大多数の練習生は、事務所内でのデビューメンバー選抜から脱落して、デビューできない人の方が多いのが現実です。
しかし、デビューメンバーから脱落しても、アイドルデビューできる可能性は残されています。
デビュー組脱落からKPOPアイドルになるには?
デビュー組から脱落しても、次の2つの方法でデビューできる道が残されています。
- 別事務所に移籍する
- オーディション番組に出演する
デビュー組から外れたメンバーが、他の事務所に移籍してデビューに向けて再チャレンジするケースがあります。
しかし、事務所移籍というのは、次のような難しい点もあります。
- 事務所間のアイドル移籍についての合意
- アイドル移籍の際に発生する費用
これらの負担を移籍先の事務所が請け負ってでも、移籍してもらいたいと思われるような人材であることが、必須条件です。
事務所側から見た、練習生個人としての市場価値は、次のようなものがあります。
- メディア出演実績がある
- 個人のネームバリューがある
- 個人に一定のファン層が形成されている
これらのポイントを個人で高めておくことができれば、脱落してもデビューに向けた再チャレンジの可能性が残されるでしょう。
脱落から挽回してデビューするまでの流れは、もう一度、「デビューフローチャートの図」で確認して、全体像をチェックしておいてください。
KPOPアイドルになるための素質は?
KPOPアイドルになる際に、求められる素質は次のようなものがあります。
- 素直さ
- 行動力
- 体力
- メンタル
- 個性
- リズム感
- ビジュアル
- 運
- 判断力
「こんなに多くの素質を備えている人なんて、一部の人だけじゃないの?」
と思うかもしれません。
しかし、これらすべての素質を、最初から身につける必要はありません。
- 長所に特化して素質を伸ばす
- 素質全体をバランスよく育てていく
といった、あなたなりの才能の伸ばし方ができれば、アイドルデビューが一歩ずつ近づきます。
KPOPアイドルになれる確率
KPOPアイドルになるための競争は非常に厳しいです。
韓国の芸能事務所に所属する練習生の数は200万人以上に上りますが、実際にデビューできるのはごく一部です。
例えば、2022年にデビューしたKPOPグループは15組であり、1グループを5人と仮定すると、デビューできる人数は75人に過ぎません。
これは、200万人の練習生の中から選ばれることを意味します。
また、大手事務所への入所率は1万分の1以下とも言われています。
オーディションの例を挙げると、SMエンターテインメントの年間応募者数は10~20万人で、非常に競争率が高いです。
YGエンターテインメントやJYPエンターテインメントも同様に多数の応募者を集め、激しい競争が行われています。
事務所名 | 応募者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
SMエンターテインメント | 10-20万 | 限定数 | 非常に高い |
YGエンターテインメント | 不明 | 限定数 | 高い |
JYPエンターテインメント | 不明 | 限定数 | 非常に高い |
オーディションでは、歌やダンスの技術だけでなく、ビジュアルや人間性も重要視されています。
また、事前のトレーニングや練習生としての厳しい訓練を経て、最終的にデビューできるメンバーが選ばれます。
KPOPアイドルを目指す者は、これらの厳しい選考を乗り越えなければなりません。
- KPOPアイドルになれる確率は?
-
KPOPアイドルになれる確率は、0.1%以下という非常に低い数字と考えておきましょう。
オーディションの応募件数によって数値は変動します。
高倍率のオーディションを通過するための具体的な方法は、「KPOPオーディションに受かるコツ」の記事をチェックしてみてください。韓国KPOPオーディションに受かるにはコツを抑えてあなただけの個性を最大限に引き出すこと 韓国KPOPオーディションに受かるにはどうすればいい? KPOPオーディションに受かるには、次のコツを意識して対策をしてみましょう。 本記事で、合格のための具体的なス... - 韓国の大手事務所のオーディション倍率は?
-
韓国の大手事務所オーディションともなると、数千人に1人という高倍率になるのが目安です。
アイドルになるために最初にやるべき基本事項
アイドルになるための、最初の難関であるオーディション。
オーディション合格に向けて、準備できることとして以下が挙げられます。
- 歌やダンスのスキル向上
- 韓国語の練習
- 韓国留学
- KPOP学科のある中学・高校への進学
親に相談しておく
KPOPアイドルは、今や誰もがなりたい職業のナンバーワンと言ってもいいくらい競争が激しい世界です。
親のサポートがなければ練習生としてデビューすることはかなり難しくなってきます。
- 経済的な支援を受ける
- つらい時に精神的にサポートしてもらう
- 事務所側が親の身元を確認することもある
歌やダンスの実力だけでなく、親の仕事や生活環境まで確認されることさえあるのがKPOPアイドルの世界です。
親にKPOPアイドルになりたい気持ちを伝える際のポイントについては、以下の記事をチェックしてみてください。
歌とダンスの練習を始める
- KPOPアイドルになるには何から始めたらいいの?
-
まずは歌やダンスの基礎を練習しつつ、KPOPのオーディションに参加することから始めてみましょう。
以下のようなオーディションに参加することが第一歩です。
- オンラインでの常時オーディション
- ダンススクール合同の非公開オーディション
- ダンススクール主催の全体公開オーディション
- スカウトオーディション
非公開オーディションに参加したいのであれば、最初からダンススクールに参加することも考えてみましょう。
まずは独学でも、歌やダンスを練習しアイドルの基礎がためをします。
歌やダンスそれぞれにおいて、自分の得意なジャンルを見つけることも大切です。
KPOPのみならず、アイドルユニットには個人の役回り・個性が求められます。
事務所が構想する、ユニットにふさわしいメンバーを選抜し、一つ一つピースを埋めていくイメージです。
特徴がない人は、どのポジションを与えるべきか判断できないので、選ばれる確率は低くなります。
オーディションを受け始める
KPOP初心者のうちから、積極的に練習生オーディションに参加し始めましょう。
人前で緊張せず本来のパフォーマンスができるようになったり、オーディションの機会慣れができるからです。
上手くなってオーディションを受け始めるのは、やめておきましょう。
無駄に年齢を重ねて、受けれるオーディションが徐々に少なくなっていく為です。
その結果、実践経験を積むことが出来なくなって、KPOPアイドルを諦めてしまう人が大勢位いるからです。
オーディション合格は最初の難関で、ほとんどの人が脱落してしまうほど、競争率が高いです。
一握りのオーディション合格者になる為のオーディション対策情報を、以下のリンク集の記事でまとめているので、チェックしてみてください。
-
韓国オーディションの歌手部門での選曲ポイントと注意すべきチェック事項
-
韓国KPOPオーディションに受かるにはコツを抑えてあなただけの個性を最大限に引き出すこと
-
もう遅い?韓国KPOP練習生オーディションの年齢制限は20歳まで?限界のタイミングを解説
-
韓国KPOPオーディションのダンス部門の選曲と審査通過のポイント
-
韓国K-POPオーディションはナチュラルメイクで顔色と清潔感を整えて参加すること
-
韓国KPOPオーディションの質問の流れと内容の受け答えの仕方 | どのような質問内容がくるのか解説
大手から中小事務所まで一覧でチェックできる、あなたにあったKPOPオーディション応募先が、以下のリンクから探すことができます。
KPOPオーディションの未経験者・初心者の為の完全ガイドの為のコツについては、以下の記事をチェックしてみてください。
KPOPオーディション申し込みの写真作成については、以下の記事をチェックしてみてください。
KPOPオーディションのダンス部門で合格する為のコツについては、以下の記事をチェックしてみてください。
KPOPオーディションの歌の選曲については、以下の記事をチェックしてみてください。
KPOPオーディションの正しい服装選びについては、以下の記事をチェックしてみてください。
KPOPオーディション時の化粧メイクについては、以下の記事をチェックしてみてください。
KPOPオーディション時の正しい髪型については、以下の記事をチェックしてみてください。
KPOPオーディションの自己紹介については、以下の記事をチェックしてみてください。
ダンススクールに通い始める
KPOPに特化したダンススクールに通うことで、韓国の芸能事務所と関わるチャンスが広がります。
- 非公開オーディションに参加できる
- オーディション番組参加の推薦を受けられる
ダンスの実力を高めるだけでなく、事務所にアイドルになるための選考チャンスが広がるのも、スクールに通うメリットです。
もしレッスン費用が高いなと感じる場合は、期間限定で通ってみるのもいいでしょう。
語学を学び始める
韓国の事務所からデビューするKPOPユニットは、多国籍のメンバー構成であることが多いです。
これはKPOPがグローバル戦略に基づいてユニット構想をしており、各国のファンを獲得するためには、その国のメンバーが所属している方が親近感が湧くからです。
韓国語
メンバーをはじめ、事務所の人や関係者とコミュニケーションを取るにあたり、現地韓国語の習得は必須と言えるでしょう。
オーディションでも、韓国語の語学力は注目されるポイントなので、話すことができれば練習生になれる確率が高くなります。
英語
韓国人メンバーとの会話や、英語圏のファンとのコミュニケーションを考えた場合、少なくとも英語の習得は必須になります。
読み書き英語よりも、スピーキングや英語の発音を優先的に磨くのがいいでしょう。
KPOPには英語のフレーズが多く挿入されており、日本人のカタコト英語発音では韓国へのファンにはもちろん、全世界の人々の耳には聞こえづらい音になってしまう恐れがあります。
語学の堪能さも大切ですが、そもそも海外に対してグローバル志向であるかも評価される素養です。
- 韓国アイドルになるには、韓国語か英語どちらを優先的に勉強するべきですか?
-
事務所が構想しているグループにコンセプトによります。
もし北米圏を舞台に活躍するグループであれば、英語を話せた方がいい場合もあるからです。
しかし、基本的には韓国語を優先的に勉強するのが、関係者とのコミュニケーションがスムーズになるので、おすすめです。
練習生になるための本格的なアクション
アイドルになるための、本格的なアクションについて見ていきます。
基礎力を継続的に向上させる
どのような方法でデビューを目指すにしても、アイドルの「基礎力」が必要になります。
あわせて、オーディションの経験を重ねると課題が見つかってきます。
自分に足りないものを徐々に身につけていくことで、オーディションの合格率にも変化が出てくるはずです。
- 歌唱力
- ダンス
- 語学力
- 表現力
- 体力
まずは歌唱力やダンスの技術を習得し、芸能事務所に注目されることが必要です。
そのため、可能性を確信させるような基礎を、しっかり身に着けることが、第一歩になるでしょう。
オーディション機会を増やして合格に結びつけていく
第一関門のオーディションを受ける時点で、「『基礎力』が完璧な状態でないと合格できなのでは?」と思っている人が多いのではないでしょうか?
すべての基礎力を完全に満たした人はいません。
オーディションに合格するには、常にオーディションを受けてチャレンジし続けることが必要になります。
重視される基礎力の基準は、事務所によって大きく変わるでしょう。
まずは「オーディションに申し込む」ことから始めてみてください。
特に多いのが「準備が全て完璧に整ってから、オーディションを申し込み始める」という意識です。
これでは、アクションを起こさないまま、年齢を重ねてしまい、不利な状況になってしまいます。
最初はうまくいかないことの方が多いです。
- 書類の通過率がよくない
- 本番で実力が出せない
しかし、オーディションに申し込みし続けることで、自分なりのコツが掴めてくるでしょう。
あなたの基礎力を評価してくれる事務所に巡り合うことが大切です。
今では中小規模から大手まで、さまざまなKPOPの芸能事務所が、オーディションを開催しています。
ダンス・歌未経験の募集から、経験者向けの非公開オーディションまで内容はさまざま。
など、多くの形式で選考会が開かれています。
自分の基礎力に魅力を感じてもらえる事務所を常に探し続けましょう。
練習生合格後に事務所内での月末評価を上げていく
オーディションで狭き門を突破したら、練習生として専門的なトレーニングをうけることになります。
- 歌やダンスの本格的なトレーニング
- メディア対応のトレーニング
- トーク力をみがくトレーニング
- メンタルトレーニング
といった、アイドル生活を送る上で必要な能力を身につけます。
練習生は支え合いながら、時にはライバルとなり、切磋琢磨するわけです。
定期的に生き残りをかけた月末評価を行い、将来性があるか判断されます。
定期評価をクリアし続けて、平均的に約3年もの練習生期間でアイドルデビューをすることになります。
途中で月末評価に落選したり、最終段階でデビューメンバーに選ばれないといったケースもあります。
事務所内でデビュー組に選抜されるための確率を最大限に上げていく
長い練習生期間を経て、最後まで事務所に在籍できたメンバーがKPOPアイドルとしてデビューします。
この練習生期間に、「どれだけ選抜される確率を最大限まで高められるか?」が大きなポイントになります。
基本的には事務所がデビューメンバー構成を決定していきます。
一方で、事務所によっては主力メンバーに自主性に任せるところもあります。
中心人物が他のメンバーを候補を選ぶかたちでグループ構成を固める決め方も多くみられます。
これが、一般的なアイドルデビューする流れになります。
しかし、韓国の芸能事務所に所属しなくても、アイドルデビューする方法はあります。
関連記事:KPOPオーディションの年齢制限
KPOPアイドルになるのが難しくなっている理由
KPOPアイドルの活動は華やかなイメージとは真逆の厳しい面も存在します。
困難と向き合ってでもアイドルになりたいと思う人が最終的にアイドルデビューの切符を掴み取ります。
関連記事:【こんなにかかる】KPOP練習生になる費用とお給料事情
競争率が急上昇している
第4次KPOPブームにより、若い人のあいだでアイドルになりたい人が急激に増えています。
KPOPアイドルになりたいと思っている人の低年齢化もすすみ、小学生から本格的にKPOPジャンルに参入する人数も多いです。
「若過ぎるのでは?」という声もあがっていますが、それだけKPOPアイドルになりたい人が増え続けているということが言えるでしょう。
さらに、もともと俳優・女優志望だった人や他のダンスジャンルのダンサーだった人が、KPOPへの転向というケースもあり競争率は上がっています。
家族からの理解を得る必要がある
- 何から始めればいいかわからない・・
- 親にどうやって説明すればいいかわからない・・
- 将来の展望がわからない・・
KPOPアイドルデビューを目指す前に、そもそも夢を実現させるために行動すること自体簡単なことではありません。
今、歌やダンスの練習など何かしらのアクションを起こせている人は、その時点でアイドルデビューするための一歩を踏み出せていると自信を持ってもいいでしょう。
そこから、他の人ができないステップまで進めるかどうかが、アイドルになる上で難しいところです。
自分の努力では、うまく解決できないような困難も待っているでしょう。
家庭の事情や経済面の不安などさまざまな苦難があります。
しかし、昔に比べると解決する手段やチャンスは格段と増えてるので、簡単に諦めず解決策を自分なりに模索してみましょう。
どのような道を進むにせよ、目の前にある困難を解決する経験は、きっと成長する上で避けては通れないステップになるはずです。
関連記事:KPOPアイドルの夢を親に言えない時の上手な伝え方
日本人として乗り越える課題が多い
- 言葉の問題
- 文化の違い
- 競争率の激化
今となっては、日本人メンバーと韓国人メンバーの混合グループでデビューすることも珍しくありません。
しかし、韓国のグループで活動するとなると、やはり韓国人メンバーの人数が多くなります。
その分、日本人メンバーが入れるポジションは少なくなるのが現実です。
韓国の事務所に入れたとしても、日本人との練習生同士で助け合いながらも、日本人枠を競い合うという点ではライバル関係になることは避けられません。
仲良くしたいけど、競い合わなければないらない厳しさや、人間関係に耐えうるメンタルも必要になってきます。
周りからの期待とプレッシャーが高い
デビューとなると、周囲からさまざまな期待を背負うことになります。
- ファンからの期待
- 事務所からの期待
- メディアからの期待
支えてくれるファンからの期待は大きな支えになりますが、時には大きなプレッシャーにもなります。
事務所も莫大な育成費用を投資しているので、デビュー後の空振りは絶対に避けなければいけません。
メディアも新しいデビュー情報には敏感になっています。
時にはネガティブにはたらく情報さえも流れる可能性もあります。
このようなさまざまな期待と向き合って、アイドル活動を続けていくことを覚えておきましょう。
事前に知っておくべきKPOPアイドルの練習生システム
- 韓国の芸能事務所の練習システムはどのようなものですか?
-
第一段階は、オーディションにより才能ある練習生を募集します。
次に、事務所内で、芸能活動に特化した専門トレーニングを提供します。
さらに、事務所内で毎月の月末評価で練習生の選別がおこなわれます。
練習生は事務所が提供する宿舎で共同生活をし、団体行動も学びます。
最終的に事務所内でのデビューメンバー選抜で残った練習生のみが、KPOPアイドルとしてメジャーデビューできるという育成システムです。
もともとはSMが日本の芸能事務所の育成システムを参考に、KPOP独自のシステムを組み込んでいったとも言われています。
日本でも芸能事務所に所属しているタレント全員がデビューできるわけではありません。
- バックダンサーとして活躍する
- 間接部門でスタッフとし働く
- 芽が出ずに事務所を退所する
これらが、デビューできなかった練習生に残された道と言えます。
関連記事:売れなかったKPOPアイドルの末路
韓国と日本の芸能事務所では、根本的な部分では共通の構造となっています。
- 韓国事務所がアイドルユニットをデビューさせる頻度は?
-
約4年に1度の間隔で新しいグループをデビューさせるのが目安です。
KPOPの市場は拡大中なので、今後はさらにデビュー頻度が短くなる可能性も考えられます。
練習生の厳しさをあらかじめ知っておくことで、必要なプレッシャーにもなります。
憧れだけでアイドルにはなれない現実的な部分もお伝えします。
- 練習生トップ層の実力
- クリアしなければいけないステップ
- デビューするために必要な努力
これらは、あなたの目で実力を確認して、実感として自分の中に落とし込むしかありません。
また、KPOPアイドル練習生のリアルを描いたドキュメンタリー「KPOP Evolution」がYouTubeOriginalsで視聴できます。
練習生を目指す人は、事前にコンテンツをチェックして、KPOP全体を理解する必要があります。
- 過酷なトレーニングの実態
- デビューまでの一連の流れ
- 共同生活のリアルな様子
- 宿舎施設の様子
- KPOPアイドルに必要なものは?
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あらゆる能力がバランスよく求められます。
- 努力できる才能
- ダンスや歌の高度なスキル
- チームで頑張れる団結力
- リアクション力
- トーク力
- 自己管理力
- 家族の協力
- 表情管理力
などがアイドルに必要なものの一部でと言えます。
歌やダンスを磨けばアイドルとしての技術が上がると思っている人もいるのではないでしょうか?
実は、歌やダンスを披露する部分は、表で見えやすいので、その部分ばかりが注目されがちです。
しかし、テレビやメディアに出演する仕事も多いのがKPOPアイドルです。
芸能人やテレビの司会者からの振りや話に合わせて、絶妙なタイミングで会話を合わせるといったトーク力も必要です。
また、その場の空気を読んで必要なリアクションをするのもアイドルとして大切な仕事です。
このような厳しい環境でもKPOPアイドルになりたい人は、続きを読みすすめてください。
関連記事:【これが実力】練習生トップが集うKPOPオーディション番組
練習生生活の基礎知識
芸能事務所の練習生として合格した後にデビューできるのは一握り。
練習生として歌やダンスに磨きをかけ実力と個性を兼ね備えた練習生のみがアイドルデビューできます。
練習生期間の生活費の目安
各事務所にもよりますが、基本的には食費・宿泊費用(共同寮)は事務所が負担してくれます。
一般的にキッチンからトイレから寝室まで共同スペースになります。
必要な1日の練習量
練習生期間の1日の練習量は10時間以上になります。
自主練習も含めると13〜14時間になり起きている間はずっと練習漬けのスケジュールです。
第一線で活躍するKPOPアイドルの1日のスケジュール
KPOPアイドルになると、どのような生活スケジュールになるのか知っておきましょう。
韓国アイドルのスケジュールは、早朝から深夜まで続きます。
一般的なK-POPアイドルのスケジュール
アイドルになってからも忙しい日常が続きます。
練習生や、これから練習生になる人のスケジュールは以下が一例になります。
これは個人の努力量や、韓国の各事務所によって変わってきます。
あくまで一例になります。
- 午前4:00: 朝食
- 午前4:30: ストレッチ
- 午前5:00: ダンス練習
- 午前9:00: 休憩
- 午前9:30: ボーカル練習
- 午後1:00: 昼食
- 午後5:00: ダンス練習
- 午後6:00: 夕食
- 午後7:00: 自由時間(勉強、ワークアウト、シャワーなど)
- 午後10:00: 就寝。
また、日本の韓国事務所については、日本国内の制度なども含めて、長時間の活動制限なども加わります。
韓国のスケジュールが、日本人練習生のものと全く同じになるというわけではありません。
STAYCメンバーの具体的なスケジュール
デビューしているアイドル一例として、人気ガールズグループ「STAYC」の1日のスケジュールを見てみましょう。
- 午前10:00: 起床
- 午前10:00 - 11:00: 英語のレッスン
- 午前11:00 - 12:00: スピーチのレッスン
- 午後12:00 - 1:00: 昼食
- 午後1:00 - 2:00: ヨガ
- 午後2:00 - 5:00: ボーカルレッスン
- 午後5:00 - 6:00: 夕食
- 午後6:00 - 7:00: 個人レッスン
- 午後7:00 - 11:00: ダンスレッスン
- 午後11:00 - 12:00: 一日の締めくくり。
練習生とデビュー後では、スケジュールが大きく変化することになります。
生き残りをかけた月末評価の内容
毎月の月末評価をクリアし事務所に在籍し続ける必要があります。
- 歌やダンスといった実力の成長スピード
- 事務所のコンセプトとの相性
- 事務所内外での素行
このような要素を中心に、毎月の月末評価がされていきます。
もし十分な評価を得られなかった場合は、事務所を強制退所しなくてはいけません。
他の事務所に移籍
なかには他の芸能事務所に移籍する人も出てくるでしょう。
移籍先の事務所でデビューを達成する練習生もいます。
一度デビューできていなくても、一定の評価を受けていればチャンスはあります。
才能のある人を事務所は放っておかないからです。
正式デビューに向けて事務所と契約
正式デビューが事務所内で決まると具体的な内容について契約を交わします。
契約期間や給与などについてしっかり確認し極端に不利な内容になっていないか確認しましょう。
KPOPアイドルに向いている人
KPOPアイドルとしてデビューするには、努力でカバーできる部分とそうでないところがあります。
向いている人であれば人と同じ努力をしても違う結果になるのが現実です。
- KPOPアイドルに向いている人どのような特徴がありますか?
-
KPOPアイドルに向いている人は以下のような特徴があげられます。
- 目標を明確に持っている人
- 人と比較しすぎない人
- 歌唱力に伸び代がある人
- ダンスに伸び代がある人
- 心身ともに健康的な人
このような基礎的な部分以外にも、さまざまな要素が加わって向き不向きが決まってきます。
アイドルの基礎が備わっている人
アイドルを目指すなかでどうしてもクリアしておきたいハードルが存在します。
年齢制限
- Twice「モモ」デビュー当時の年齢は18歳
- Twice「サナ」デビュー当時の年齢は18歳
- Twice「ミナ」デビュー当時の年齢は18歳
- LE SERAFIM「宮脇 咲良」izoneデビュー当時の年齢20歳
- LE SERAFIM「中村 一葉」デビュー当時の年齢は18歳
KPOPアイドルになるためのはっきりとした年齢制限はないですが、大手事務所から日本人としてデビューしたメンバーの例を見ると「18〜20歳」がアイドル正式デビューの一つの区切りになります。
練習生になるための年齢制限は、練習生期間にもよるので一概に言うことは難しいです。
しかし、仮に3年ほどの練習生期間をおくとすると15〜16歳までが練習生になるための年齢の目安になります。
10年近くの練習生期間を経て、デビューする人もいるので、若ければ若いほどよいに越した事はありません。
さらに近年ではKPOPブームでアイドルを目指す平均年齢が下がっているので年齢制限はさらに厳しくなることが予想されます。
関連記事:【もう遅い?】KPOPアイドルを目指す年齢制限
歌唱力
- 激しい動きをしてもブレない歌声
- 遠くまで響く声
- 重低音から高音までの幅がきくトーン
- 個性的な歌声
歌唱力といっても求められる歌声は人によってさまざま。
単純に歌がうまいと言うだけでは語り尽くすのが困難な項目です。
スタイル
- 背が高い
- 姿勢がいい
- スタイルがいい
- 手足が長い
上記のように典型的に見た目の良さだけではなく、内面から醸し出される雰囲気も重要です。
事務所によって重視される要素も違うので、単純にスタイルがいいからオーディションに受かるといったこともないです。
関連記事:KPOPアイドルの体重管理
表情管理
激しい歌やダンスを披露している間でも、表情を崩さずにパフォーマンスするちからは評価されます。
向いているかどうかだけで判断しない人
KPOPアイドルに向いているかどうかをネットで調べて、簡単に諦める人はアイドルに向いていないといえるでしょう。
アイドルになるには、歌やダンスはもちろん人との繋がりや周囲との協調性など上げ出すと正解はありません。
しかし、向いているかどうかだけを鵜呑みにして、実際に行動に移せない人はアイドルになることは難しいのは明らかです。
逆に実際にダンスレッスンに通ったり、積極的にオーデイションを受けて行動に移せている人は向いているといえます。
- KPOPアイドルに向いていない人はどのような特徴がありますか?
-
KPOPアイドルに向いていない人は次のような特徴があげられます。
- 継続できない人
- チャレンジしない人
- 常に体調が悪い人
- 他人と比較し過ぎる人
- 食生活の好き嫌いが激しい人
毎日練習を習慣化できる人
ダンスや歌の練習を「努力している。」と思ってしまっていると続けるのが困難な瞬間が出てきます。
KPOPのアイドルになる中で練習に行きたいくないときもあるでしょう。
- 毎日10時間以上の練習・・
- 上手くいかない時にやる気が出ない・・
- ケガや疲労の蓄積・・
しかし、気分に左右されず、自然に決まった時間に練習を習慣化できる人は、アイドルに向いているといえます。
まわりから見れば凄まじい努力をしているように見えても、練習をしている本人にとっては習慣なので苦痛だと思うことが少なくなるのです。
体力のある人
KPOPアイドルは、番組出演やレコーディングと過密なスケジュールで動いていきます。
さらに、必要なスタイルを維持するなどの自己管理も求められます。
いつも元気な姿をファンに見せることができる、体力のある人はアイドルになれる素質があるでしょう。
まとめ
KPOPアイドルは、実力や才能だけでなく、その先の努力も求められる世界です。
そのなかでも、大勢の人に興奮と喜びをあたえる存在です。
まずは、初心者でも受けられるKPOPオーディションから参加して、本記事の内容を実践しながら、練習生合格の確率を、実践を積む中で高めていきましょう。